DebianパッケージがホストされているGitLabでGitLab CIをぐるぐると回すための設定としてSalsa Pipelineが提供されている。ざっというとdebian/salsa-ci.yml
という形で以下のような設定を保存・GitLab側で参照を指定してからgit pushするとDebianパッケージ用の各種ビルドテストが走ってくれる。
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include:
- https://salsa.debian.org/salsa-ci-team/pipeline/raw/master/salsa-ci.yml
- https://salsa.debian.org/salsa-ci-team/pipeline/raw/master/pipeline-jobs.yml
variables:
SALSA_CI_DISABLE_BLHC: 1
SALSA_CI_DISABLE_BUILD_PACKAGE_ANY: 1
reprotest:
allow_failure: true
include
では実行テストとその関係を規定、その上でvariables
でこのパッケージでは不要なテストをスキップしている。
テストの中でreproducible buildsのテストが走るが、若干不安定であったり、直すまでに目処が立たなかったりすることが多い…のだけど、明示的にdisableにするのも微妙という位置づけであることが多い。そのため最後に「失敗してもヨシ!」と指定している。
結構この「package archはallなのでany関連なテストは不要」「reprotestはallow_failureしたい」のコンビネーションが多いので、ファイルをコピーして追加することが多かったり。