めんてなのおしごと

Wed, Jan 2, 2019 in debian debian

ubuntu-keyringパッケージの変更の続き。build時にもファイルチェックをするようにしたり。shellscriptではtempdir=`mktemp -d`のようにしてtempdirを指定したのだけど、makeでは$$tempdirが空になるので、$(CURDIR)/debian/tmp 決め打ちで逃げた…どうやるのがいいんでしょうねぇ?

autopkgtest実施時にパッケージの分割・リネームの結果、パッケージリポジトリに該当のパッケージがなくてパッケージを引っ張ってこようとしてエラーとなるという予想外のエラー。気付くまでにまたしても時間を要した。とりあえずsudo cowbuilder --login --inputfile a.deb --inputfile b.deb --save-after-execとしてchroot環境に入りapt install /buildd/a.deb /buildd/b.debなどとしてローカル環境に加えて様子見→エラー解消。やれやれ。しかし、これを失念してその後でpiupartsでパッケージチェックしたらdebconf関連ファイルがそのまま残ってるぞ、というエラーになって苦悶した(sudo cowbuilder --createしなおして対処)。

  • パッケージを分割した
  • インストールするkeyringをUbuntuのパッケージを参考にして変更した
  • debconfで質問される /etc/apt/trusted.gpg.d にsymlinkを張るkeyringをUbuntuのパッケージを参考に調整した
  • autopkgtestをまともなものにした
  • build時にもautopkgtest相当が動作するようにした

今回の変更はこんな感じか。パッケージ分割で新しいバイナリパッケージが増えるからNEW queue待ちに。どれだけかかるのかな。。

そしてアップロード後もエラーを踏む。

Source-only uploads to NEW are not allowed.

なんと、そうだったのか。最近はarch=allパッケージとかも手元でビルドしたバイナリではなくbuilddでビルドしたものを、と思ってgit-buildpackageのオプションで--git-pbuilder-options="--source-only-changes"などとしていたのが仇に。


  • 淡々とjcodingsパッケージをアップデート
  • grcompilerに投稿されてたパッチをマージ。自分の作った地雷を踏むという失態を。
    • upstreamが4.3を出してるのだけど、これをマージした所ビルドも通らない代物だったのでそのまま放置してたのを忘れてパッチを当ててビルドが通らないものとして悩んでしまった。一旦debian/4.2ブランチを作ってこっちに。
    • で、全部終わってpushしようとしたらrejectされる…って他のメンテナが変更を加えてた。変更をgit format-patchして一旦逃してから全削除→git cloneして当て直し。そしてメンテナの作業ミスを見つけて直すなども。やれやれ。