6/20-22で行われたOpen Source Summit Japanでのボランティアスタッフに参加してきました。会場の様子は公式の写真(その2)で雰囲気をどうぞ。
- Linusが「プロダクションで使ってるカーネルが7年前ので、次に乗り換えた時に「必要な機能が無くなってる!」とかいうのやめて。継続的にリリースしてるんだからテスト環境でテストしてよ」っていうのはホントそれ、と思った。とはいえ、Debianの場合だと「リリース」という区切りが無くてテスト環境に投入しないのはあるのじゃないか?という思いもある。やはりbuster~pre-release-2018-06みたいな月で無理やり区切ってでもsnapshotリリースすべきだろうか。どうしたらもっとテストしてもらえるようになるか、を考えたほうがいい。
- CIPはDebian LTSに協力が進んでいるけど、もっとコラボレーションの要素を増やしたいね…。CIPに関わる人にパッケージングのレクチャーとか?
- CELFイベントでお会いした方に挨拶できたのは良かった
- Licenseを考える、というので開発者側のモチベーションをどう引き出すか、という視点は面白いので検討したい。単なる面倒事、と捉えるだけだと「避ける」しか出てこない
- DNFを拡張してライセンスとかも表示したりとかというのは面白かった。aptだとどうだろうか。そもそもバイナリのライセンスがなにか、というのとソースのライセンスがなにか、というのは完全に同一ではないのだけど(複数のソースファイルが違うライセンスの場合とか複雑)。
- LTS kernelはmainline+8000コミットぐらいあるというところから考えるに、1コミットするのに5万払うとか考えたら4億の価値があるんだな。。。これを自力でやるとなるとかなり辛い。