めんてなのおしごと

Thu, Feb 1, 2018 in debian

autopkgtestしたほうがいいよね、ということを考えてはや幾星霜。ようやく手を付けることにする。

まずは実際に追加されたテストのソースとドキュメントを見比べてどうやって実行するのかを調べる…のだけど、古い情報が引っかかってくる…きちんと隔離された環境での実行は後にして、どうやら autopkgtest . -- null をソースディレクトリで実行すると(とりあえずは)良いということのようだ。あと、pbuilder/cowbuilderだと hook スクリプトがあるのでそれを有効にしたら実行される…のはlintianとかと同じですね。

また、古い情報では debian/control に Testsuite: autopkgtest の宣言が要るようだけども、これは dh11 では自動実施なので不要(debhelperいくつで自動実施になったのだろう?ざっとdebhelperのmanpageを見たが不明…)で、逆に warning が出てきた。

単純に debian/tests/control ファイルとそこで定義した debian/tests/smoke ファイルをおけば完了。おもったよりも簡単。。。ではあるが、適切なtestをどう書く?それをどう担保する?みたいなのはあるね。。。

--- screenfetch-3.8.0/debian/tests/control  	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
+++ screenfetch-3.8.0/debian/tests/control  	2018-02-01 17:07:09.000000000 +0900
@@ -0,0 +1,2 @@
+Tests: smoke
+Depends: @, grep
diff -Nru screenfetch-3.8.0/debian/tests/smoke screenfetch-3.8.0/debian/tests/smoke
--- screenfetch-3.8.0/debian/tests/smoke    	1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
+++ screenfetch-3.8.0/debian/tests/smoke    	2018-02-01 16:37:53.000000000 +0900
@@ -0,0 +1,5 @@
+#!/bin/sh
+
+screenfetch
+
+[ ! `screenfetch | grep 'command not found' > /dev/null` ]

でもやっぱり /usr/share/doc/autopkgtest/README.running-tests.rst.gz を読んでおいたほうが良さそう…

というところでscreenfetchをアップロード


  • jcodingsをアップデート。しかしsalsaにリポジトリが作れないのでアップロード待ち…
  • jruby-joniをアップデート。しかしsalsaにリポジトリが作れないのでアップロード待ち…
  • nailgunをアップデート。しかしsalsaにリポジトリが作れないのでアップロード待ち…&今までのbranchがtarballベースだったので、マージしないとな、という所。
  • libmojolicious-plugin-assetpack-perlをアップデート。しかしsalsaにリポジトリが作れないのでアップロード待ち…

小さなパッチをupstreamに取り込んでもらえてほんの少しだけ負債が減った。