めんてなのおしごと

Sun, Jan 28, 2018 in debian , git

  • qrencodeパッケージをsalsaに配置してもらって、前に報告した些細な修正をぶっこむなど。別ブランチにしてマージしてもらったほうがスマートだっただろうか?
  • 同じくqrencodeパッケージの報告者の勘違いに起因すると思われるバグ二つをクローズしておいた

qrencode は upstream が Git 使ってないときから作業していたので、リポジトリは debian アーカイブから生成されたものになっている。masterブランチをdebianブランチと変えてgbp.confでdebianブランチがdebianであることを明示している。

さて、ここでupstreamのmergeを従来通りのtarballで実施するのか、それともupstreamのgit repositoryをmasterとして追加して都度mergeするのか、というのを考えた時、後者のほうがスマートであるように思える。前にも書いたかもしれないが手順を改めて整理しておこう。

  1. まず、debianブランチ上のupstream由来ファイルを全て消す=debianディレクトリ以外を消す。mv debian /tmp; git rm -r ./*; mv /tmp/debian ./; git add debian; git commit -av などとした。
  2. つぎに親が同一ではないブランチ(orphan branch)を作る git checkout --orphan master
  3. この段階では debianディレクトリが残ってしまってるので、含まれないようにこれも消す git rm --cached -r debian
  4. git remote add upstream https://github.com/fukuchi/libqrencode でupstreamを引っ張ってくる
  5. git pull upstream masterしたがtag持ってこなかったからgit pull upstreamも実行
  6. git checkout debianして、同一ヒストリをもたないorphanなブランチと無理やりマージさせるために git merge v4.0.0 --allow-unrelated-histories

上記の変更点がackされたら提案したい


  • svn-workbenchの1行パッチをフォワード。使いづらいな。。。
  • svn-workbenchのdebian/copyrightをcopyright format 1.0にコンバートしてsalsaに移動してpush、アップロードもしておいた。

  • tiarraもsalsaに移動したけど、気になるメッセージが出てた。該当の所を見るとtiarra内の関数じゃなくてライブラリ使えとあったのでそのようにして、とりあえずまずはexperimentalに放り込んで使ってみることにする。
dh_install                                                                                                                         
perl /build/tiarra-20100212+r39209/debian/handle_version.pl /build/tiarra-20100212+r39209/debian/tiarra/usr/share/tiarra/tiarra

Constants from lexical variables potentially modified elsewhere are deprecated. This will not be allowed in Perl 5.32 at main/Tiarra/Utils/DefineHelper.pm line 351. 

  • libdvd-pkgなるものを見つけたが、httpでダウンロードするのは嫌だなぁと思っていた所すでにBTSに上がっていたので、中身を見てみる。なんか変に入り組んだ構造だが、無視してパッチしておいた

  • sylpheedのパッケージをアップデートしてみようとしてdh11にしたらビルドエラーになって苦しむ。どうもautoreconfして生成したconfigureがおかしい。ごそごそ弄って対処。